2014年11月24日月曜日

11月21日オフィスアワー(中盤まで)

今回のテーマはモバイルフレンドリー。
GWTにチェッカー搭載とか「スマホ対応」ラベルとかで積極的な取り組みが見られる話題だけ合って、結構面白いことが聞けました。
まずは前半だけ。中盤まで書いた
18日の分もいろいろ追記したので、ついでに読んでやってね。

あとバカ毛さんが面白い実験を。
>「flashがあるけど何なのかがわからない」≒「何もない」
>→「でもリンクは集まっているから人に評価はされているようだ」≒「価値があるのかもしれない」といったような具合に。
興味深いのでとりあえずリンクしてみた。

このマインドマップも面白い。
>透けるメガネ
ほう。
>って言ってる人がいた
ほほう。


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モバイルフレンドリーなページがない?デスクトップ版を見せればいいじゃない
(´・ω・`)
モバイル向けのページが無い場合、モバイルユーザーを404ページに飛ばすのってGoogle的にどう?
( ´∀`)
モバイル向けのエラー扱いするよ。
コンテンツがあることを伝えるためにも、デスクトップ向けのページをそのままお出ししたほうがいいと思うよ。
モバイルフレンドリーかどうかはURL単位で判断するし、「スマホ向け」表示もURL単位。
ウェブサイト内にモバイルフレンドリーなページとそうじゃないページが混在していても、まったく問題ないから。
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以前の推奨から変更なしということで。

「スマホ対応」もURL単位で判断してくれるらしいし、できるところからこまめにモバイル対応していきましょう。





URL移転する時はシンプルに301だけで
(´・ω・`)
URL移転する時に「①旧URL→新URLに数週間カノニカル ②それから301転送」って方法どうかな?
( ´∀`)
単純に301転送するのが一番だよ。
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シンプルイズベスト。
カノニカルは技術的な制約があったり、ユーザーが転送されると混乱しちゃいそうだったりする時に。


■モバイルUX要素はまだランキングシグナルには使ってなさそう
(´・ω・`)
GWTの「モバイル ユーザビリティ」に表示される項目って、モバイル検索のランキング要素なの?
( ´∀`)
いい質問だね!
検索結果上での「スマホ対応」表示とかモバイルUX周りでいろいろやってるけど、質問の件について今のところお伝えすることはないかな。
その機能使うとサイト全体を確認できるから、サイト改善の余地とか見つけるのに使ってね。
「サイト全体をモバイル向けにしたつもりだけど、一部テンプレートを更新し忘れてた」とか見つけられるよ。
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いい質問だね!特に言うことはないよ!でちょっと吹いた。

ランキング要素入りは今後の課題なのでしょうね。評価難しそうだし。




「続きを読む」等、何かしないと全文が表示されない場合の注意点
(´・ω・`)
UXに配慮してテキストの半分以上を隠してる。
隠してる内容はクロールされてるけど、インデックスされていないっぽい。
重要なコンテンツはファーストビューに出してるけど、Google的にどう?
( ´∀`)
「重要な内容は見えるようにしておく」 これとても大事。
「隠されてる内容=そこまで重要じゃない内容」と判断してるから。
クリックしないと見られないようなコンテンツの中に重要な情報が入ってるなら、別URLに切り分けてインデックスさせるのがお勧め。
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前回Barryさんが気にしてた「クリックして続きを読む」ようなページへの評価に関わる回答。

「記事の冒頭○○文字を表示して、そのあとは”続きを読む”」みたいな設定だとちょっと注意が必要。

そういった場合は概要説明を用意してトップに表示するか、別ページに切り分けろってことでしょうか。めどい。




モバイル向けページ独自のインデックスは無い
(´・ω・`)
モバイル向け独自のインデックスってあるの?
スマホで検索したときだけうちのサイトが引っかからないんだけど・・・
( ´∀`)
フィーチャーフォン向けのはあるけど、スマートフォン向けのはないよ。
引っかからないのは何かGoogle推奨設定にあってないからじゃないかな?
(´・ω・`)
動的配信してる時に、同じURLでモバイル・PCで別コンテンツを配信してるとどうなる?
( ´∀`)
メインコンテンツによって判断するよ。
同じメインコンテンツでGoogle推奨設定に合っていれば、多少デザイン・サイドバーとか変わってても同一扱い。
メインコンテンツが別物なら別サイト扱い。
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カタマリフィロソフィーしませう
(´・ω・`)
高品質で、順位も高い競合相手が多い分野に参入する時のお勧め戦略は?
( ´∀`)
ビジネスとかマーケティングの質問だこれ(;´∀`)
大手が目をつけてないニッチで地位を確立して、そこからゆっくり手を広げよう。
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すごく既視感があると思ったらこの動画
マット先生もお勧めカタマリフィロソフィーしましょう。
塊魂いいよね・・・3D酔いするから長時間プレイできないけど。


■まとめられるサイトは一つにした方がいいよ
(´・ω・`)
似たような製品に似たような説明をつけて売ってるECサイトを、オーディエンスやマーケティングの微妙な違いにあわせて2つ持ってる。
Googleが表示するのは一つだけ?
( ´∀`)
ユーザーに両方お見せする意味がなさそうなら、片方だけをGoogleで選ぶ。
まとめたほうがユーザーにとってもいいだろうし、管理の手間も減るしでいいんじゃない?
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あくまでもお勧めなので、「それでも俺は別サイトに分けたい!」という方はお好きなように。
まとめないほうがいいケースが思いつきませんが。


デスクトップページの表示速度がモバイルページのランキング要素に使われます(現在)
(´・ω・`)
デスクトップページの表示速度がモバイルページのランキング要素に使われてるって本当?
「デスクトップ版の表示は十分早いけど、モバイル版の表示が論外」って場合でも、ランキングには悪影響出ないの?
( ´∀`)
現時点ではその通り。
でも今後モバイルページに関する情報をさらに拾うようになれば、ランキングにも反映されるはず。
ユーザーのためにも、モバイル版ページもモバイルフレンドリーツールで合格点貰える程度には速くしてね。
UXへの影響大きいし、あまり遅いとユーザー直帰しちゃうから。
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鈴木謙一氏がこちらの記事で報告してくださったこの件。なんかちょっと奇妙な感じ。
いずれはモバイルの表示速度でモバイルのランキングに影響、っていう腑に落ちる形になるんでしょうね。



■パクリはある程度Googleで検知するよ
ω`)
自分のコンテンツがクロールされる前に他のサイトにパクられて、結果パクりがオリジナル扱いされることってある?
 ( ´)
理論的にはないとは言えないね。
でもGoogleもそういうことには慣れてるし、うまい具合に処理するから安心してね。
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基本的にはうまく処理してるんだろうな、というのはいろいろ見てて実感してます。
とはいえ処理されてない事もあるんで、そんな時にはフォーラムに相談してね!(宣伝)


■モバイルサイトマップはフィーチャーフォン用
ω`)
動的配信のサイト運営してて、モバイルサイトマップ提出したのにインデックスされない
 ( ´)
あー・・・
モバイルサイトマップってフィーチャーフォン用なのごめんね。スマホ用じゃないの。
スマホ用のページには普通のサイトマップ使ってね。
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同じ「モバイル」って言葉使ってるから誤解する人もいるのでしょうね。
モバイル≠ガラケーになっていくのを見て切なさを憶えるおじさん


■ユーザー行動指標はランキングに利用していない
ω`)
Googleカスタム検索利用者の行動とか統計ってランキング要素に使ってる?直帰とか
 ( ´)
カスタム検索はいろんな方法で埋め込めるから、Googleがデータ抽出するのすら厳しいと思うよ。
通常のユーザー行動指標も検索機能には使ってないよ。
アルゴリズムの動作評価に使うことはあるけど、サイトの品質評価に使うとかどう考えても意味がないしね。
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サイトの構造によって直帰・滞在時間・訪問ページ数とか品質に関わらずいくらでも変わりますしね。
Google公式ブログとか関係者発言とかで「直帰・CTR等々をサイト改善に役立てよう」ってアドバイスしているのを誤解している人も多いのかも。
順位と相関関係はあるかもしれないけど、因果関係は無いと思うよ。


■ペンギンの更新頻度は善処します
ω`)
ペンギンの頻度増えそう?もう一年待ちとかなさそう?
 ( ´)
皆速くしようとがんばっているから、きっと速くなるよ。何時とは断言できないけど。
チームの皆もがんばっているよ。
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中盤になって今回初のペンギン質問。そしてむーさんの伝統芸的な返し。


■「オーソリティーの高い医薬系サイトを見つけ出すアルゴリズム」はない。
ペイデイローンアルゴリズムの対象は「ペイデイローンサイト」のみ。
ω`)
ビタミンサプリをあつかってるECサイトの順位が落ちた…
前にマット先生が検討中だって言ってた「オーソリティの高い医薬系サイトを見つけるアルゴリズム」なの?
それともペイデイローンアルゴリズムが更新されて、他のスパミーな分野にも適用されるようになったの?
 ( ´)
確かに医薬系はユーザーへの影響が大きいから気をつかうべきだけど、そんなアルゴリズムないよ。
あと、ペイデイの対象は本当にペイデイローンサイト限定。
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むしろ「そういうアルゴリズム作ってよ!」という感じの前半。
まっとうな情報欲しいクエリで○○まとめとか「お勧めアイテムベスト10!」みたいな恣意的ランキングとかいらんしね・・・
そして気になったのがペイデイの件。
"No, that would be really specific to payday loan sites."とのことですが、マット先生は「ペイデイ2.0はカジノ・ポルノ・薬品等のサイト対象、ペイデイ3.0はペイデイローン・カジノ・バイアグラ等のスパミーなクエリ対象」と言っていたような。
①むーさん的にはペイデイ系サイトの中にそこらへんも含まれる
②実は仕様変更があった
③うっかりむーさん
④うっかりマットさん
どれだろう。